レッスンプロとトーナメントプロ
なんのことですかい?と思われたかもしれません。あなたが英語を習う際には先生とすべき相手ををよ〜く選びましょうということです。
- ようは英語がぺらぺらとしゃべれる人でも必ずしもよい先生とは限らないということです。ゴルフでいえば、トーナメントプロはトーナメントという実践でゴルフをする人です。でも、よく言われるのが必ずしもそういった名プレーヤーがいい先生になれるとは限らないということです。特にスポーツの世界では、天性の才能のある人は自分で理論づけていなくても、なんとなく「できてしまう」ためにいざ教える段になると全くうまく教えられないということがしばしばあるようです。長嶋茂雄さんなどもこのパターンだといわれてますよね。
- こんなことがありました。昔、今の会社で日本人の先輩に何度もWillをWouldに直されました。そのたびに私は何でですか?と聞いたものです。その方が表現が柔らかくなるからという、分かったような分からない説明です。結局、その人からはそれ以上の説明は聞き出せませんでした。後日その問題は自然に解決しましたが、こういうことはよくあります。
- 相手が英語をぺらぺらしゃべっていれば、その人は私の英語の先生になれる、と思ったら時としてそうではないことがあります。特に文法的なことは英語教育の教育を受けていないNativeには非常に難しいものです。我々が日本語の「は」と「が」の用法の違いを的確に説明しにくいのと一緒です。
- 私のHometownには米軍基地があります。週末ともなると駅に周辺からたくさんの女の子が基地を目指してやってきます。米兵にEscortしてもらって基地内に入り、「生」の英語を学ぶわけです。でも気をつけないといけません。士官クラスはともかく、一兵卒ともなると新聞もろくに読めないような兵隊もたくさんいます。そういう人たちといくら一緒にいても、ごくカジュアルなチャット以外は上達は望めません。
- 日本語で言えば下手をしたらこんな会話をしてるかもしれません:
- - それってちがわなくないぃ?
- - ちげ〜くねぇよ
- - なんかヘンだしぃ.....
- - ちげ〜くねぇっていってるだろ〜が!
- ちょっと違うと思います。